TSA_fan選手がデビュー・ウィン!

2023年6月26日(日)に「e-DGMS by グランツーリスモ 2023 Series Rd.3」が開催され、アルファロメオ ジュリアGTAm’20によるレースで、TSA_fan選手がデビュー・ウィンを達成した。

戦いの舞台はグランツーリスモファンにはおなじみ、ディープフォレストレースウェイ。
14人のバーチャルドライバーに加え、ゲストドライバーである冨林勇佑選手の合わせて15人が1番の座を争った。
予選では、冨林選手がポールポジションを獲得。2番手にはTSA_fan選手。初参加ながら冨林選手に100分の5秒という僅差まで迫った。上位4台が1秒差に入っていて、決勝での勝負の行方は分からないものとなった。

レース決勝。開始直後に波乱が起こる。
序盤のテクニカルセクションで、1台がグラベルにはみ出した反動でスピン。
後続のほとんどが巻き込まれる形になり、上位勢はより逃げの体制を固めた。

今回はレーシングハード、レーシングソフトのタイヤ使用義務が課せられたため、各車、作戦に合わせてタイヤを選択した。冨林勇佑選手は、ソフトを選択。前述の多重クラッシュもあり、開始直後から「逃げ」の態勢に入った。

2番手争いは、えずピ選手、TSA_fan選手、カーネル大森選手、今野選手が激闘。
後続を突き放すこの4台は、スタートタイヤにソフトタイヤを選んだと思われた。

レース4周目。ピットがあわただしくなる。
ソフトタイヤ勢がピットイン。ハードタイヤに履き替え、後半での逆転を目指した。

2番手争いを繰り広げ、ソフトタイヤを履いていたと思われていたTSA_fan選手。
6周を終えたところでピットインし。履き替えたしたのは、ソフトタイヤ。
なんとハードタイヤでソフトタイヤ勢と変わらないペースで走行していたのだ。
TSA_fan選手は4番手でピットアウト。
しかしその目の前で焦りが出た、えずピ選手がブレーキに失敗。
TSA_fan選手は、3番手に浮上した。

レースは残り5周。ソフトタイヤを履いたTSA_fan選手の追い上げか、はたまた、2番手のウラニワ選手がハードタイヤで逃げ切るか。
この2人の争いに注目が集まった。

レース7周目のバックストレート。
TSA_fan選手がウラニワ選手に仕掛ける。
あっさりとストレートで並び、ソフトタイヤのグリップを生かし、ブレーキングで前に出る。
これでTSA_fan選手が2番手に浮上した。

そして、ファイナルラップ。
2番手に10秒以上の差をつけ完全に逃げの体制を取っていた冨林選手は、そのままチェッカーを受けた。ポールポジションからソフトタイヤを履いて、完璧な「逃げ」のレースを展開した。

2番手は、その後ペースを上げて、後続を突き放したTSA_fan選手となった。
3番手に8秒以上の差をつけての見事なデビュー・ウィンを飾った。

そして表彰台へと滑り込んだのは、えずピ選手だった。

優勝したTSA_fan選手には後日記念品が贈呈される。
DG motorsportによるe-DGMS by グランツーリスモ 2023 Series。
今期はあと3戦を予定しています。

それぞれ独立したシングルレースとなっている為、腕に自信があったが多忙で諦めていた選手たちのエントリーも大歓迎!
皆様のご参加、並びにご視聴をお待ちしております。
次回のレースは少し間隔が空きまして、8月20日です。