ナカヤ選手が波乱のレースでトップチェッカー!

2023年5月21日(日)に「e-DG motorsports by グランツーリスモ 2023 Series Rd.2」が開催され、ホンダ シビックType R Limited Edition (FK8) '20によるレースを<ナカヤ選手>が制した。

戦いの舞台は、「世界のSUZUKA」、鈴鹿サーキット。
14人のバーチャルドライバーに加え、ゲストドライバーである<冨林勇佑選手>の合わせて15人が火花を散らした。

予選では、<ナカヤ選手>が一番時計をたたき出した。<ナカヤ選手>は、名物コーナー130Rでのコースアウトがあったにも関わらず、2番手の<冨林勇佑選手>を100分の8秒差上回った。レギュレーションの関係上、ベストタイムを出せるタイミングは1周だったために、一発勝負を決めたドライバーとそうでないドライバーの明暗が分かれた予選となった。

レース決勝。<冨林勇佑選手>が1コーナーで<ナカヤ選手>のインをこじ開け、ホールショット。トップを奪い返す。
<ナカヤ選手>はたまらずコースオフ。9番手に後退。目まぐるしい攻防が行われた1コーナーは、このレースの波乱の予感をにおわせた。

レース2周目、トップ4台が激しいバトルを展開。
混戦で前に出たのは<GRわかめご飯選手>。我慢して待っていたトップの座を獲得した。

レース4周目、アクシデントが起こる。ヘアピンコーナーだった。
3番手まで順位を回復していた<ナカヤ選手>だったが、厳しくなったタイヤのせいか止まり切れず<冨林選手>に接触。
<ナカヤ選手>とともにグラベルへはじき出された。
レースの行方が分からない状況でトップに出たのは<かい選手>。
何が起こるかわからないラウンド2は目が離せない状況になった。

レースは7周目。なんとコースオフした<冨林選手>が再びトップ争いに加わった。
<かい選手>は1周にわたりブロックを続けたが、<冨林選手>が130Rでトップの座を奪い返した。
ゲストドライバーである<冨林選手>を除いた中で優勝者を決めるe-DGMS。
その優勝の座を狙う選手が猛烈な追い上げを見せていたのであった―

ファイナルラップ。<冨林選手>が逃げの体制に入る中、2番手争いが過熱。
混戦を抜け出していた<GRわかめご飯選手>に勝負を仕掛けたのは、<ナカヤ選手>だった。
なんと西ストレートの中盤でぐんぐん加速した<ナカヤ選手>は、そのまま130Rでオーバーテイク。スピードの差を見せつけて、最終盤2番手を確保した。

トップチェッカーは<冨林選手>。
そして2番手は<ナカヤ選手>。
<ナカヤ選手>は2度のコースオフを経験したが、見事参加選手中でトップとなった。
その他表彰台の顔ぶれは、<GRわかめご飯選手>、<かい選手>となった。

優勝した<ナカヤ選手>には、後日記念品が贈呈される。

DG motorsportによるe-DGMS by グランツーリスモ 2023 Series。
今シーズン残り4戦を予定しています。

それぞれ独立したシングルレースとなっている為、腕に自信があったが多忙で諦めていた選手たちのエントリーも大歓迎!皆様のご参加、並びにご視聴をお待ちしております。
次回のレースは、6月25日です。