シュウジ選手が難しいコンディションの戦いを制す!

2023年4月30日(日)に「e-DG motorsports by グランツーリスモ 2023 Series Rd.1」が開催され、BMW M2 Competition '18によるレースをシュウジ選手が制した。

今年から毎レース、車種・コースが異なるワンメイクレースとなったe-DGMS。
10人のバーチャルドライバーに加え、ゲストドライバーである冨林勇佑選手も参戦。
11人がグランツーリスモ内の「富士スピードウェイ」に集った。

予選ではゲスト参戦の冨林選手がポールポジションを獲得。
2番手に100分の4秒差でシュウジ選手。この2人が1分49秒台でしのぎを削った。
3番手GRわかめご飯選手、4番手サトゥー・シュガーマン選手というオーダー。
冨林選手を含み、トップ4の差は1秒以内に収まっていて、決勝の行方は誰にも分からないものだった。

レース序盤。
1475mのホームストレートを持つ富士スピードウェイでは、予想通りのスリップストリーム合戦。予選の結果の通り、上位4選手が序盤から後続を引き離す形になりトップ争いは3台に絞られた。

レースが5周目に入ろうかというところで、フロントガラスを叩きつける雨が。
レースディレクター 兼 解説の岡田衛さんが雨の予告はしていたが、あまりの雨量に各車とも暴れるマシンを押さえつける展開に。難しいコンディションの中行われる激しいバトルに発展した。

ウェットコンディションでのレース6周目。
シュウジ選手が、アドバンコーナーからの立ち上がり、300Rで冨林選手をオーバーテイク。トップに躍り出る。
しかし、黙っていないのが冨林選手だった。

レース9週目、最終コーナー立ち上がって、シュウジ選手の後ろにピタリとついた冨林選手。スリップストリームを使ってTGRコーナー手前でアウト側に並ぶと、クロスラインでシュウジ選手を攻略。お手本のようなオーバーテイクで再びトップに。

そのままレースはチェッカー。
参加選手の中でトップで返ってきたのは、シュウジ選手だった。
その後はGRわかめご飯選手、サトゥー・シュガーマン選手と続き、表彰台の顔ぶれが確定した。

優勝したシュウジ選手には、後日記念品が贈呈される。

DG motorsportによるe-DGMS by グランツーリスモ 2023 Series。
今期はあと5戦を予定しています。

それぞれ独立したシングルレースとなっている為、腕に自信があったが多忙で諦めていた選手たちのエントリーも大歓迎!
皆様のご参加、並びにご視聴をお待ちしております。
次回のレースは、5月21日です。