シリーズ折り返しの第3戦。
生き残るのは誰だ!

開幕から一転、窮地に立たされたバイパー勢

全4戦のうち、前半2戦を終えた「e-DG Cup 耐久 Race」2022シリーズ。
第2戦カタロニアでは開幕戦で活躍したダッジ・バイパー勢が、軒並みトラブルや戦略ミスで沈み、何と表彰台はアルファ ロメオ4C・ホンダNSXに独占される結果となった。

シリーズランキングも4Cを使う#22サトゥー・シュガーマン選手がトップに浮上したのに対し、開幕戦で勝利したバイパーの#17ポイズン選手はリタイヤが響きランキング4位に後退することとなった。

その中でも今回の第3戦「背水の陣」で挑むことになるのが、バイパー勢の中でも同じカラーリングで参戦する#52わっしー選手と#54はると選手。
この2台は予選での速さは見せるものの、まだそのスピードが結果に結びついているとは言えず、第2戦でもスピンや給油ミスといったトラブルに泣いた。
ランキングもそれぞれ2位・5位と、最終戦でのチャンピオン争いの中心になれる可能性が残されているだけに、2台の動向に注目したい。

シリーズ中、最も均衡した性能差

バイパー・4C・NSXという3車種での争いが繰り広げられる「e-DG Cup 耐久 Race」2022シリーズ。
これまで開幕戦はバイパー、第2戦は4C・NSXのMR勢と、コースによって勢力図が変わる展開であったが、今回のコース「マウントパノラマ」では、これまでよりも各車の差が少なそうだ。

大排気量トルクで上り区間を得意とするバイパーと、狭い下りセクションで俊敏な動きを見せるMRの2台。
3車種ともチャンピオン争いに加わっているだけに、どの車両が有利な立場で最終戦を迎えられるのか、注目の1戦となる。

8月31日 20時15分頃よりYouTube LIVE配信!

ゲストには青木孝行選手(プロドライバー)、冨林勇佑選手(世界初 e スポーツドライバー 兼 リアルドライバー)のお二人が決定!是非この記事をご覧の皆様にもレースの模様を見届けていただきたいと思います!