4C・NSXの逆襲はあるか!?
流れを決めるシリーズ2戦目!

シリーズ一番のテクニカルコース

4月に開幕を迎えた「e-DG Cup 耐久 Race」2022シリーズ。
開幕前からの予想通り、高速サーキットを得意とするダッジ バイパーが強さを見せ、#17のポイズン選手が優勝しトップ3も独占する強さを見せた。

しかし第2戦は、全4戦中最もテクニカルなコースとなる「カタロニア・サーキット」で行われることもあり、開幕戦とは異なる展開も予想される。

何と言ってもバイパーを除く4C・NSXは、Gr.3マシンの中でも屈指のコーナリングマシン。
開幕戦では苦手とする長いストレートが続き、速さで後れを取るだけでなく、全力でバイパーに追いすがった為本来有利だったはずの燃費も厳しいという悪循環に陥ったが、カタロニア・サーキットでは本来の実力を発揮するはず。

4C・NSX勢で有力と言えるのは♯22サトゥー・シュガーマン選手と#58わかめご飯選手。
この2台はバイパーに有利なモンツァでも、一時上位争いに食い込み、わかめご飯選手は5月に開催された「e-DG Cup BMW Race」でも2位に入るなど勢いもある選手だ。

また、開幕戦は回線などのトラブルで出走できなかった3名のプレイヤーの走りにも注目したい。

どのバイパーがトップを取るか?

一方のバイパー勢もバトルが過熱しそうだ。
開幕戦を制したのは♯17ポイズン選手だったが、予選では♯58わっしー選手・♯54はると選手・♯22ひゅーが選手が速さを見せていた。特に♯54わっしー選手はレースの大半を支配しながら最後にガス欠で敗れる展開だったため、この第2戦目は必勝態勢で臨んでくるだろう。
そして♯17ポイズン選手にとっても、ここで連勝すればぐっとチャンピオンに近づいてくることは本人が一番理解しているはずだ。

また、密かに一番燃えているのがゲストプレイヤーとして参戦している冨林勇佑選手。
開幕戦では4Cでバイパー勢に肉薄する走りを見せたが、敗れた直後の配信インタビューでは秘めた悔しさが滲み出ていた。リアルとバーチャル二刀流男の真の実力を、この第2戦では見られるのか!?

6月15日 20時15分頃よりYouTube LIVE配信!

ゲストには青木孝行選手(プロドライバー)、冨林勇佑選手(世界初 eスポーツドライバー 兼 リアルドライバー)のお二人が決定!是非この記事をご覧の皆様にもレースの模様を見届けていただきたいと思います!