MINI CHALLENGE JAPAN 2021

MINI CHALLENGE CPS Class

Round5(第9戦、第10戦)

富士スピードウェイ[静岡県]

監督:小川 秀一

2019年からスタートしたDGMS(ダイワグループモータースポーツ)、2020年はMINI Challenge JapanにおいてJCWクラスへの参戦をしながら外部の協力を仰ぎチーム体制作りを進め、2021年の本年度はクーパーSクラスへの参戦、ドライバー1人体制、グループスタッフによる完全運営という様々な新しい挑戦のシーズンとなりました。

DGMSにおいて自分の立ち位置としてはチーム設立への準備、ドライバー・トレーニングをお任せした砂子塾長、東風谷氏、レースのオーガナイザーであるGIOMIC森下代表など、レース関係者への折衝とコミュニケーション、メカニック、車両整備の社内調整等、主にチームの外からのバックアップを中心に活動して参りました。
現場では監督という名称をいただき我々素人集団のチームにおいて、いざというときには他チームへの謝罪、コントロールタワーへの呼び出しを覚悟して臨んだこの2シーズンでしたが、無事大きな事故もなく設立2年目にしてこれ程の実績を残せたのはドライバーを始め現場の皆さん、サポートいただいた皆さまの努力あっての事と深く感謝しております。

なにより1年目からコロナに翻弄されたレース活動でした。グループとしても非常に厳しい状況であったのにもかかわらず、スタッフを快くレース活動に送り出していただいた各社の代表、職場の皆さまに厚く感謝申し上げます。また、来年度は更に新しい挑戦がスタートする予定です。
DGMSへ、より一層の期待をいただくとともに、グループ一丸となり引き続きモータスポーツ活動へのご理解ご協力をいただきますよう何卒よろしくお願い致します。

ドライバー:石井 一輝

事前テストを重ねて良い状態で迎えた週末でしたが、予選からセットアップを合わせ切れずに躓いてしまい、気持ちを切り替えて臨んだ決勝では、ペースは良かったのですが前のマシンを抜ききれず、経験値の差、レースの奥深さを痛感しました。今シーズンを最高の形でしめくくりたかったのですが、その気持ちが前に出過ぎてしまいミスもあり悔しさいっぱいです。
開幕前はどこまで戦えるのか、そもそも勝負ができるのか、全てが手探り状態でしたが1年間を戦い抜いてチーム全体が強くなり、表彰台ではなく優勝を狙うチームに成長しました。だからこそ、最終戦の結果をただひたすら悔しいと感じます。この悔しさをバネに、来シーズンもシートを獲得できるようトレーニングに励みます。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

メカニック:高橋 康人

最終戦では、タイムは良かったものの決勝でうまく結果が出ずかなり惜しいレースでした。
予選でいかにタイムを出し逃げ切るか、ドライバーの能力を最大限引き出し刻一刻と変わる状況に合わせてセットアップできるかが今後の課題かと思います。
また車両側では早く的確な整備、トラブルを予測し最高の状態を維持できるようにメンテナンスしていきたいと思います。まだまだ成長できるチームなので来期は今年の結果を上回りたいです。
1年間ありがとうございました。