- 開催:5/8(土)
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コメント:
チーム代表:高野 光司
今年はカテゴリー「クーパーSクラス」で参戦。ドライバーは、一人専任で走らせます。
また、当社グループの中でレーシングホイールを開発し、重量も軽く強度も出ている非常に良いホイールができたのでプラスアルファの結果に繋がると思われます。
昨年はJCWクラス表彰台に乗ることができたので、今年も参戦する以上は表彰台を目指したいと思います。
上を目指すことのよって、レーシングチームのチームビルディングも出来ますし、「ドライバーの育成もしっかり出来る」「一つの方向に向かって皆で向かいたい」それを今年の目標にしたいと考えております。
レースは非常に仕事と通じる部分があり、レーシングドライバーの育成は社員育成にもつながっております。
みんなが熱い思いで一つの目標に向かっていることが、仕事をやっていく上でのチームビルディングの体験となっています。
2021年初戦の富士スピードウェイの第2戦では、3位入賞表彰台を獲得できました。
レースを通じて、熱い感動につつまれて仕事においても良いプロジェクトになるでしょう。
レーシングコーチ:東風谷 高史
4月の練習走行では「大丈夫かな」と正直思いましたが、石井選手の順応性が早かったのとクーパーSのセットアップがまだまだで大きな課題となりました。
その後、初戦までにドライバーに合わせた車高の調整・足回りを中心としたセットアップを行い、石井選手専用のマシンになる様にドライバーのインフォメーションに答えて仕上げていきました。
本来は、車に自分が乗って調整をしたほうが早くて簡単なのですが、今回の大きな目的はダイワグループのプロジェクトである社員ドライバーの育成なので、あえて自分では一度も乗らず全部を石井選手に判断させ思うようにやらせています。
「こうしょうか」ではなく「どうしたい」と聞き、ヒントは出しても答えを教えないトレーニングで成長させていきます。
石井選手は、日ごろは大人しそうなのですがレースになると元気がよく頑張っちゃうタイプなので抑えるのが大変ですが、初戦の第2戦ではその強気と走りを楽しむことができ入賞3位表彰台を獲得することができました。
ドライバー:石井 一輝
今年もダイワグループモータースポーツ(DGMS)としてレースが出来る事を嬉しく思っています。
それと同時に、昨年よりも結果を求められるシーズンですのでプレッシャーもかなり感じています。
開幕戦は昨年同様コロナ禍で準備不足は否めませんでしたが、週末を通して収穫も多く、悪くはなかったです。
しかし、結果は納得のいくものではありません。
予選ではフロントロウも狙えたと思いますが、アタックのタイミングと自分のミスでタイムを落としてしまいました。レース2は前方でのクラッシュもあり3位表彰台でしたが、ポールスタートを生かせず後退していく苦しい展開でした。悪いところを修正出来ずにレース1と同じような戦い方をしてしまい、反省しています。
次戦は真夏の菅生、間違いなく私の苦手な類のコースです。
昨年とは違うクラスの車両でセットアップやドライビングの精度等、まだ多くの課題がありますので今回学んだ事を消化して、しっかりと準備していきたいと思います。